25/10/2013

日本ではまだ馴染みのないイスラムの世界だと思うのですが、こちらロンドンではイスラム文化を垣間見る機会がたくさんあります。そんな中、自宅近くのギャラリーでいかにもムスリムな展覧会があっていたので立ち寄ってみました。

サウジアラビア出身のAbdulnasser Gharemというアーティストの展覧会だそうで、今もサウジアラビアで作品を製作されているそうです。
どのアートにも細かくアラビア文字が施されていて、イスタンブールのモスクの中で見たアートとはまた別世界のアートでした。

イスラムと言う厳しい戒律を背景に持ち、どこまでアーティストが自由に自分を表現できるのか。それとも、イスラムの戒律に基づいての自由の表現なのか。奥が深いな〜と思います。

フランスでは身につける物で宗物を表す物をつけてはいけないそうで、アルジェリア出身の女の子に、もしパリの公立の学校に通っていたら、学校でヒジャブをつける?と聞いたところ、学校の規則でそれがダメならば学業が優先なのでヒジャブはつけないと言っていました。その後こっそりヒジャブを取っていつもとは違う彼女の姿を見せてくれたのでした。

サウジアラビアのヒジャブは、現在ではオシャレの一部となっているようです。国によっても違うでしょうが、ヒジャブにも色んなデザインがあり、表現の仕方がある。ということは、イスラムアートはやはり宗教に基づいた自由を表現することになるのでしょうか。

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